
ヒトの眼は角膜、水晶体、網膜などによって構成されていますが、個人によってそれぞれの部位に固有の凹凸があるため、眼の中に入った光は歪み、つまり収差を生じます。この収差は程度の差こそあれ、誰にもあります。収差によって乱れた光の波を波面センサー装置で測定し、それをコンピュータで処理して、光の波のゆらぎを修正するようエキシマレーザーを照射して手術を行います。それによって、手術後は屈折異常が治るだけでなく、収差のない「きれいな波面」を生ずる眼となります。
ウェイブフロントLASIKによる手術は、このように球面収差やコマ収差をゼロに近づけるため、網膜に結ばれる像の精度が極めて高くなります。結果的には手術をしない正常眼よりもよく見えると言うこともできます。つまり、同じ視力1.5であっても、手術をしない正常眼よりクリアな見え方になっています。
理論的には、ヒトの眼が持つ最高の視力といわれる視力4.0の見え方のクオリティを実現することも夢ではなくなりました。
ちなみに、VISX社が米国FDAに提出した320眼の追跡調査結果では、術前にメガネやコンタクトレンズによる最高矯正視力が1.5の患者の術後裸眼視力が1.5あるいは2.0以上に回復する確率は70%以上でした。
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